頚椎捻挫後遺症は健康保険で鍼灸治療が適応となる

交通事故の後遺症としてよく聞くのがむちうちです。 正式には外傷性頸部症候群、または頚椎捻挫と言います。 人間の頭部は、体の上にやや不安定な状態で乗っています。そこに強い衝撃が加わって、むちを振り回すようなS字形の動きを強いられることで、首の筋肉や靭帯、関節などを痛めてしまうことで起こります。ラグビーや柔道などで激しい衝撃を受けた時や、日常生活でも起こることがありますが、むちうちの約85%は交通事故が原因です。 むちうちになると、首・肩・背中などに持続して痛みが起こります。首の損傷のなかでは比較的軽く、本来は慢性化しにくい疾患です。適切な治療を受ければ、ほとんどの場合は3ヵ月以内に治癒すると言われています。

画像診断と自覚症状

ところが、病院でレントゲン検査やMRI検査などを受けても、骨に異常が見られないために適切な治療が行われず、そのまま放置して悪化してしまうことが非常に多くなっています。 悪化すると、首・肩・背中など頚椎の痛みだけでなく、背中から腰にかけて痛みやだるさが残ったり、頭痛・吐き気・めまいが起きたりすることがあります。さらにひどくなると肘や指先がしびれたり、胃腸を始めとする内臓器官に不調が現れることもあります。首を通る神経の損傷や神経の圧迫などによって、首から全身に流れる神経が歪んだり滞ったりするため、全身に症状が現れるのです。

症状固定と後遺症

交通事故の治療でよく聞く症状固定とは、治療期間が6ヶ月以上過ぎて、それ以上の治療効果があまり期待できなくなった状態のことです。その時点で残っている症状が後遺症(後遺障害)とされます。 交通事故の怪我を後遺症にしないためには、症状が軽くても画像検査や当院での治療を受けてください。 応急処置や痛みを抑える治療だけでは、いつまでも後遺症が続く可能性が高くなります。 初期の治療は、原則的には全身の安静と頚椎カラーの装着です。しかし、遠隔的な治療として患部以外の血行改善や触れられるところから治療を行なっていきます。 痛みに対してシップ、塗り薬などの消炎鎮痛剤などを使用することもあります。 深いダメージを受けている首などをいきなりマッサージすることは非常に危険と言われていますので、まずは様子をみながら治療をしていきます。 症状が落ち着いてきたら、頸椎カラーの使用をやめて、ようやく首周りの治療を始めてきます。 筋肉をほぐすだけでなく、土台となっている骨盤、背骨の異常も直していきます。 骨盤矯正や猫背の矯正を組み合わせることで、後遺症を予防し、早期改善に導いていきます。 むちうちを後遺症にしないためには、病院では異常が見られないからと治療を受けないままにしないで、的確なカウンセリングと骨盤から背骨までのゆがみを残さない治療が必要になりますので、どんな症状であっても一度は当院にご相談ください。

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